ArmChair 2007/09/30
アームチェアです。
ってか、こんなの、うちの事務所じゃ使うこと無いと思いますが、練習がてら作ってみました。
Siloで作って、formZに取り込みました。
Arm_Chair_08_zip.txt
formZ v5.5.3
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周辺モデル 2007/09/28
エライ苦労しました...。
「土地の勾配無い」って聞いてたのに、図面見たら高低差10mあるし、立体交差あるしで、ウソばっかし!
それにしても、こういう土木っぽいのって作るの大変ですよね。これだけで2日もかかってしまいました...。
白くする。
"白くして!" ってよく言われます。
うちの事務所の場合、 "白" とか "茶系" を多用するのですが、どちらも色の範囲が広くて、すごく難しいです。
特に "白" はライティング次第で、いろんな色に見えるし、formZだと、なかなか明るくならなくて薄汚くなりがちです。
■白くする方法
単純にマテリアルのグロー値や拡散反射を強くするだけでも白くなるんですが、それだけだと飛びすぎて、コントラスト調整が難しいです。
環境光を強くするのも手ですが、こんどはコントラストが落ちて、のっぺりした絵になってしまいます。
自分のおすすめは、グローや拡散反射を調整するとともに、 "ライトの数を増やす" 方法です。
当然ですが、ライトがたくさんあれば簡単に明るく、白くなります。
■横から当てる
太陽光をいくら強くしても、光源に直交していない壁面は明るくなりません。
逆に、直交するようにライトを当てると簡単に明るくなります。
(※MaxwellやVrayのようなGIレンダラーを使わない限り、ダミーライトは欠かせません。)
■階調に注意する
たとえば、絵の中で100%の白は、蛍光灯のランプなど光源を直接見るような部分です。
壁や天井を、白い素材だからと100%の真白にしてしまうと、すでに露出オーバーということになります。
実際の世界でもそうですが、どんな白でも陰影があり、色が着いて見えるものです。
まして、天井なんかは直接光が当たらないので、かなり暗い色に見えます。
■妥協する
formZで白い部屋を完璧に描くのは無理です。少しは妥協してください。先生...。
Chess pieces
チェスの駒を作ってみました。
まだナイトが未完成です。
ビショップの "切り込み" を作るのに、ブーリアンを使ったんですが、Siloのブーリアンはダメダメですね。
ガッタガタになっちゃいます。
こういうシンプルなポリゴンモデルでは仕方がないところなんでしょうかね...。
彼岸花
お気に入りユーティリティ
今日は自分のお気に入りのユーティリティ(Windows用)を紹介します。
全部フリーウェアです。(作者さんに感謝!)
■EasyShot
画面キャプチャソフト
http://www3.ocn.ne.jp/~gz20/
→うちではこれを使って、PrintScreenキーを押すと、
スクリーンショットをPNG画像として保存するようにしてあります。
■Garan
画像ビューワ
http://ghostrecon.s25.xrea.com/
→ショートカットキーのアサインが自由にできます。
たとえば、自分の場合、Escキーで "閉じる" 。Enterキーで "Photoshopで開く" になってます。
Windowsの標準ビューワの代わりに使ってますが、.psdファイルも見れるし、
なりより、かなり高速なビューワです。
■KeySwap
キーボードのキーの入れ替えができるユーティリティ
http://www.asahi-net.or.jp/~ee7k-nsd/
→自分は無変換キーや変換キーにファンクションキーを当て直して、
ショートカットキーとして使えるようにしています。
■BunBackUp
バックアップソフト
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/
→シンプルで使いやすいです。
■FrontIt
ウインドウを最前面表示
http://www.ogonigo.com/
→写真を見ながらモデリングしたい時などに、画像ビューワのウィンドウを最前面に固定しておけます。
■BATファイル
BackUp_zip.txt (ZIP圧縮してあります。)
自作のBATファイルです。(※正確には弟に作ってもらったものを自分で少し直したもの。)
・____MoveBackUp.bat .bakファイルと.fzbファイルを "BackUp" という名前のフォルダに収集します。
・____JPEG_Folder.bat 同じフォルダ内の.jpgファイルを日付入りのフォルダに収集します。
・____PSD_Folder.bat 同じフォルダ内の.psdファイルを日付入りのフォルダに収集します。
・____TIFF_Folder.bat 同じフォルダ内の.tifファイルを日付入りのフォルダに収集します。
・____FileList.bat フォルダをドラッグ&ドロップすると、そのフォルダ内の
ファイル一覧を作成し、デスクトップにテキストファイルとして保存します。
※ファイル一覧取得以外は、ダブルクリックで起動します。
自分はこのへんを常用していますが、もはや欠かせないツールになってますね。
ほかにも便利なのあったら教えてくださいね。
写真と視点を合わせる
うまく合わないんですよ...しかも夜景だし...。勘弁してほしい...。
ちょっと苦労したので、今日は覚え書き的にカメラマッチについて書いておこうと思います。
■焦点距離
今は大抵 "デジカメ写真" なので、画像ファイルのメタデータを参照することで調べることができます。
PhotoshopCS3だと、[ファイルメニュー]-[ファイル情報...]からカメラデータ1を見ます。
必要な情報は、レンズの焦点距離とカメラの機種です。
次ぎに、そのデジカメのメーカーのホームページへ行って製品データを調べます。
"35mmフィルム換算" で何mmなのかをチェックすればOK。
大抵は35mm、あるいは28mmだと思います。(※ズームを使っているとちょっと面倒かも...。)
formZの場合、この35mmフィルム換算の値でだいたい合ってます。
※ただし、実際の合成の際には数値に関係なく、微調整してしまって構わないと思います。
■レンズのゆがみ
ひどい場合は、Photoshopのフィルタで補正しておくといいです。
[フィルタ]-[変形]-[レンズ補正]
■写真の水平・垂直
素人が撮った写真は、 "水平" が出ていない場合があります。
そのままだと非常に合成しにくいので、補正してやる必要があります。
写真に水平のものが写っていればいいですが、実際はそういうものは見つけにくいです。
水平に見える道路も、勾配があったりするので信用できません。この場合は "垂直" を探します。
見上げのアングルになっている場合が多いですが、写真の中心に写っているものは垂直に見えるはずです。
それを基準にPhotoshopで補正します。
[ものさしツール]-[キャンバスの回転]-[角度入力...]
■画像サイズ
ベースの写真とCGの画像サイズは揃えておきます。
画像サイズが違うとPhotoshop上で "Shift+ドラッグによる同位置コピー" ができません。
■撮影位置(カメラ配置)
自分で撮影に行ければいいんですが、大抵は "クライアントが撮ってきた写真" ですよね。
正確な撮影場所がわからない場合がほとんどですから、周囲の景色から推測します。
適当にカメラを置いたら、あとは微調整です。
formZの場合、下絵機能を使って、写真を3次元の視点に表示し、それにカメラを合わせます。
かなり手間のかかる作業ですが、これを完璧にできればCGを合成する際の手間が大幅に減ります。
■カメラマッチツール
formZのカメラマッチツールが使えるのは、地面に "四角い模様" があるような場合のみです。
タイル目地など適当なマークが無いと使いようがありません。
また、このツールは微妙な調整加減ですぐにパラメータが動いてしまい、なかなか難しいです。
(自分の経験では、うまくいったためしが無い...。)
■合成と変形
CGと写真が必ずしもうまく合うとはかぎりません。むしろズレている場合がほとんどでしょう...。
CGか写真のどちらかを変形して合わせてしまうしかないのですが、出来れば写真の方を変形します。
CGの方を変形すると、あとで変更が出た時、 "再レンダリングしてすぐに合成" とういことができません。
仕方なくCGの方を変形する場合は、変形の過程を "アクション" に保存しておくといいです。
あとは、写真に馴染むようにCG部分をレタッチしていけばいいわけですが、結構難しいです。
まあ、慣れてないとかなり時間かかるので、事務所内でやるより外注したほうが早くてキレイでしょうね...。
formZ SketchUp Plugin!
auto.des.sysは、SketchUpの.skpファイルをformZで読めるようにするプラグインを開発中のようです。
現在、Beta 1がダウンロードできるようになっています。
自分は試していませんが、SketchUpを併用しているユーザーには便利かもしれませんね。
SketchUpでデザインし、ラフモデルを作って、formZでディテールアップ、レンダリングというワークフローがやりやすくなるのでしょう。
ポリゴンモデリングのすすめ
formZやVectorWorksは使い慣れていても、Siloやメタセコみたいなポリゴンモデラーとは縁遠い人って多いと思います。
寸法を押さえながらカッチリ作っていく建築モデリングに対して、粘土で彫刻を作るようなポリゴンモデリングは世界が全く違いますからね。
■鉛筆デッサン
でも、CADみたいなソフトだけでは作りにくいものもあります。
写真から家具なんかをモデリングするときは、そもそも細かい寸法がわからないので、目検討でモデリングするしかないわけです。
ソファやファブリックなんかは形状の把握も難しいし、ほとんど "鉛筆デッサン" みたいなものです。
そうした作業にはジオメトリを自由に編集できるポリゴンモデラーのほうが向いています。
"ロットリングとドラフター" より、 "鉛筆とスケッチブック" のほうが表現しやすいものもあります。
■ポリゴンの力
formZのようにフル装備でなんでもできるソフトを長く使っていると、コマンド一発で出来ない作業は非常に面倒くさそうに思えるものです。
でも、ポリゴンモデリングに慣れれば、エッジやポイントを1つひとつ編集するのも苦にはなりません。むしろ、そのほうが簡単なことも多いですし。
まあ、ポリゴンは3Dの最小単位のようなもので、非常に融通の利く "材料" でもあります。
他のツールで難しくて作れない形状があったとしても、ポリゴンなら "力わざ" でこなすことも可能です。
■楽しさ
そして、ポリゴンモデリングの一番良いところは、なにより "楽しい" ことです。
子供の時の粘土遊びと一緒で、作業中も楽しいし、上手くできると、なんだかとてもうれしいんです。
■今時のポリゴンモデラー一覧
今は大抵のCGソフトにポリゴンモデリング機能があります。
メジャーなところを挙げてみました。興味のある方は是非使ってみてください。
[御三家]
Maya
Softimage XSI
Max
[中堅]
LightWave3D
CINEMA 4D
[新鋭]
Modo
[スカルプト系]
ZBrush
MudBox
[廉価]
XSI Foundation
Hexagon
Silo
メタセコ
六角大王
[フリーソフト]
Wings3D
Blender
メタセコ フリー版
六角 フリー版
Universal Manipulator
SiloにはUniversal Manipulatorという "おでん型" のマニピュレーターがあります。
非常に便利なマニピュレーターで、移動・回転・スケールがこれひとつで出来ます。
formZにも似たツールがありますが、formZのは面やエッジ、ポイントに対しては使えません。
対象はオブジェクトだけです。これではあまり実用的とは言えず、実質、使えないのと一緒です。
Nurbsの編集なんかにUniversal Manipulatorが使えたら、Siloみたいに高速にモデリングできそうなんですけどね...。
それと、MAXにも欲しいなぁ。
Cafe Table Set 2007/09/15
前にもカフェテーブルのセットは作りましたが、こんどはパイプチェアです。しかも、パラソル付き。
これを置くだけで屋外のカフェの雰囲気になります。あるいは、プールサイドにもいいですね。
Cafe_Table_Set_05_zip.txt
formZ v6.1.2
Clover Stool
100%の仕事をしない
"仕事は7?8割くらいがちょうどいい" というのを最近やっと理解しはじめました。
理想的には常に "ベスト" を目指したいのですが、でもそれをやろうとすると身が持たないですね...。
肉体的にも "精神的にも" 非常にストレスが大きくなってしまいます。
完璧!と思って提出しても、いっぱい修正入るし、苦労したところをバッサリ切られたりもします。
そのときの精神的苦痛は、"頑張り度"に比例すると思います...。
それに、自身のキャパに余裕が無いと、忙しくなったときにガクンとレベルを落とすしかなくなります。
そのとき、20% とか 30% というわけにもいかないでしょう。
もちろん、ここぞ!という時には頑張ればいいのですが、通常業務の中では、コンスタントに "平均点より ちょい上" くらいを狙うのが "適当" ではないでしょうか...。
Garden Chair
先日のやつですが、MAXに持って行ってみました。
大元はSiloです。3dsで問題なく渡りますね。(まあ、三角と四角しか使ってませんが...。)
ただ、たくさん置いても重くならないようにしたつもりなのに、3ds max9上では結構重いです...。
エディポリだから?
Resin_Chair_max9_zip.txt
Resin Chair
ビアガーデンとかでよく見る樹脂製のアームチェアです。
ローポリ仕様で、たくさん置いても重くならないようにしました。
背中のスリットが無いですが、それはご愛敬...。
Resin_Chair_01_zip.txt
formz v5.5.3
ねここねこ
町並みモデリング 2007/09/07
今回は土地の勾配を無視できそうだったので、道路は "1枚の板" にして、一番下に差し込んであります。
ちょっと広くて、街区や建物のトレースが大変ですが、平地なのが救いですね。
もし、これで勾配のある土地だったら、あと1週間は欲しいかな...。