"速さ" と "リアルさ"

宿泊施設のバスルームなんですが、ツルピカで結構雰囲気が出ました。
(3600px*2700px 13m21s)
レイトレはこういう "反射" は得意なわけですが、もちろんマットなマテリアルを使うよりかなり時間がかかります。
だから自分は、普段はこういう鏡面反射はあまり使いません。
無駄にレンダリング時間を長くするより、1枚を数分で仕上げて、別パターンやら別アングルをバンバン出したほうがいいと思っています。
■ "速さ" と "リアルさ" は相反する
今まで何度か、Maxwellを実務に使ってみようとしたことがありますが、やっぱり時間的な問題で無理なんですよね...。
なんせ、締め切り直前まで案が決定しないし、変更が常にでるから、何十時間もかかるレンダラなんて絶対無理なわけです...。
だから普段の仕事では割り切って、 "多少ショボくても、なるべく軽くなるように" 作っています。
そういうやり方だと、"formZ最強!" って言えます!
もちろん、時間があれば、上の絵くらいまでは頑張りますけどね...。
人物添景 2007/11/27

コンペの手伝いとかなんかいっぱい入って、結局3連休は全部つぶれてしまいました...。
毎度のことだけど勘弁してほしい...。
コンペなんかだと、うちも "人物添景" を入れたりするのですがこれが結構辛いんですよねぇ...。
そもそも専門のパース屋じゃないからまともなネタを持ってないんです。
今あるのは、添景工房と、中国のパース屋さんにもらった添景集、各自が街で撮ってきた写真、Webを検索して見付けた人物写真など。
中国のパース屋さんにもらった添景集なんかは、数はたくさん入ってるのですが、みんな "大陸的なカッコ" してるのであまり使えません...。
■ "向き" と "姿勢"
でも一番問題なのは人物の "向き" と "姿勢" です。
"向き" はまあ、ある程度ごまかしがききますが、 "姿勢" はもう、その姿勢の写真をさがしてくるしかないわけです。(あるいはPhotoshopで修正するわけですが、むずかしいですよね...。)
特に "座ってる人物" ってのが一番困ります...。
「カフェに人を入れる」とか言われると、様々な向きの座ってる人物が必要になります。
ただでさえ座ってる人物写真なんて見付けづらいのに、たくさん入れるとなったらもう...。
だからちゃんとしたやつはプロのパース屋さんに外注してほしいんですが、設計案ができあがるのが締め切り直前なので、結局、 "外注することが出来ない" ってのが実際なんですね。(明日持って来て!ってことになる...。)
だいたい、素人が描いたショボイパースで通らせようと思ったらよほど設計案が良くないと...。
休日ぐらい休めよ!

休日だってのに夜になると仕事の依頼が入ります。
それも「月曜までに!」とか...。
休みの日に出勤して、パースを発注するために図面描いて資料まとめてくれるのはエライけど、他人の "休み" もスケジュールに入れて欲しいもんです...。
以前に会ったスイスの設計事務所で働いていたひとの話しだと、あちらでは平日は夜7時にはみな帰るし、休日はもちろんちゃんと "休む" そうです。
仕事が終わらなくて残業したくてもボスは許してくれなくて、「帰って家族と飯を食え!」と怒られてしまうとか...。
自分が前に勤めていた設計事務所の先輩は、「子供が顔をおぼえてくれない...。」とよくボヤいていました。
朝、子供が起きる前に出勤して、夜は深夜に帰宅するのですから、子供と顔を合わせるヒマがありません。
たまに抱き上げると、 "知らないおじちゃん" に抱かれてると思うのか泣き出してしまうそうです。
休日に子供と奥さんを連れて "出勤" するのが "おでかけ" です...。
日本は世界的に見ればとても良い国だけど、なにか幸福ではないように見えるところがたくさんあります。
特に人生の半分以上も費やす "仕事" に関してはもっと変わるべきじゃないかと思います。
自分と同年代の人達がみんな転職や独立していくのは、こういうことに疑問を持っちゃったからなんでしょうね...。
"どうせコキ使われるなら、より給料のいいところ。" "面白い仕事があるところ。"
"使われるより、自分でやりたい。"
まあ、誰でも思うことかもしれないけど...。
個人個人が変化を求めても、社会全体が変わるまでにはもっともっとたくさん時間がかかるんでしょうね...。
トチノキ

急に「トチノキ」って言われてネットを探してみたんですが、うまく抜けそうな画像が無かったんで、しかたなく、3Dモデルを作りました。
"リアル" じゃないけど、特徴をよく捉えたモデルになったかなと思います。
tochinoki_zip.txt
formZ v5.5.3
高層マンション 2007/11/21

今日のはリブ&ルーバーだらけのファサードでした。
こういうのはモデリングは簡単だけど、レンダリングが結構難しいんですよね。
■モアレ
同じものが細かく等間隔に並んでいるとどうしても "モアレ" になります。
モアレ回避には単純に画像サイズをデカくするといいです。
うちでは普段2400px〜3600pxくらいが多いんですが、それでダメなら6000px、9000pxと上げていきます。
"スーパーサンプリング" という手もありますが、タテヨコ2倍でレンダリングするのよりも時間がかかるので、あまりおすすめしません...。
■陰影
陰影の表現。つまり、ライティングが難しいんですよね。
リブがあると陰部分が多くなって全体に暗く見えます。
この時、ライトを白のままにしていると、 "暗い" というより "汚く" 見えます。
"汚く" 見えるのを回避するには "色つきのライト" で照らしてやるといいです。
色つきのライトを使うことで無彩色で陰鬱な印象が無くなります。
上の絵では右から青、左からは黄、下からオレンジ色のライトで照らしています。
補色になってるせいか、不自然な感じは無いと思います。
みな影無しのライトなので若干おかしな部分もありますが、ここでは妥協します...。
自分は普段から外観は色つきのライトでやってますが、それを見ると設計の人に 「色違う」ってよく注意されるんですけどね...。
とりあえず手をつける

みなさんは仕事をひとつずつ片付けていくタイプですか?
それとも、全部並列に進めていくタイプですか?
■仕事をスムーズに進めるテクニック
自分のやり方は、"とりあえず少し手をつけて、あとで続きをやる" です。
これは、よりスムーズに仕事を進めるための非常に良い方法だと思っています。
自分の場合、単発の仕事がたくさん順番待ちをしている状態なので、普通なら順番に片付けていけばOKなのですが、依頼が来たら、とりあえず少しだけ手をつけるんです。
まあ、だいたい、CAD図の整理とか、formZに取り込むくらいまでですね。
それから元のスケジュールに戻ります。
そして順番が来たら、続きをやります。
こうすると、不思議とモデリングがスムーズに進みます。
昔、なんかの本で読んだのですが、ちょっとでも手をつけると、
"その瞬間から仕事が動き始める" そうです。
というか、脳が勝手に思考を続けるそうです。
これは経験的にもほんとに "その通りだ" と思います。
つまり、モデリングをはじめる前に図面の理解が "オート" である程度進んでいるので、スムーズに取りかかれるというわけです。
■会議でも
うちの事務所にもつまらない会議があるんですが、「そんな "連絡事項" はメールで済ませてくれ!」と思ってしまうことが多々あります...。
なにか議題が出ても、その場で良いアイデアが出ることは希です。
ほんとに "無駄な会議" の典型だと思います。
こんな会議も、週末になにか "前振り" しておけばもう少し身のある話しができるのではないかと思っています。
真剣に考えて週末をつぶせと言っているわけではなく、ただ単に耳に入れておけばいいんです。
そうすれば脳が勝手に考え続け、月曜の朝、電車の中で良いアイデアが出るかもしれません。
(と、以前に提案してみたのですが、あっさり却下されました...。)
まあ、設計士の方だと、仕事柄、全てが並列進行なのかもしれませんが、知っていて損は無いテクニックだと思います。
Silo v2.0.5

マイナーバージョンアップしました。
Betaがボロボロだったので、もうダメかと思ったのですが、なんとか持ち直した?感じです。
シャワーの水栓をなどをモデリングしてみたのですが、コマンド、ツールなどには特に問題はないようです。
ただ、1回だけファイルが壊れました...。(原因がバージョンアップしたせいなのかどうかはわかりませんが...)
それと、自分の環境では相変わらず表示関連の不具合があります。
今回はv2.1までの間の "つなぎ的" なバグフィックスがメインのようですが、いくつか新しし機能も加わっています。
自分にとって真新しいのは、Merge コマンドが Target Weld になったことと、エッジもマージできるようになったことくらいですかね。
ほんとはデフォーマ関係とかを早く実装して欲しいんですけど...。
(いまのところ、そういうのはスクリプトでやるしかないようです。)
穴あきオブジェクト

最近遭遇した不具合(v5.5.3)なんですが、レンダリングすると、なぜか "バンプマップがズレている" ということがありました。
結構複雑で大きなプロジェクトだったので、ファイルが壊れたのかと思って新規ファイルにコピペしてみたりしたのですが直りませんでした。
で、いろいろやって、やっとわかった原因は "穴あきオブジェクト" でした。
■貫通した穴を持つオブジェクト
昔はこれによるトラブルがよくあったのですが、最近のformZでは特に問題無かったんですけどね。
時たま、OpenGL表示がおかしくなったりしますが、バンプがズレるなんてのははじめてです。
今回は天井用の薄いソリッドにダウンライト用の穴が何十ヶも空いているオブジェクトでしたから、やっぱり今でも複雑なオブジェクトになると難しいようですね。
でも、なぜか天井以外のオブジェクトにも影響があったので、formZというより、LightWorksのエラーなんでしょう。
あと、formZの穴あきオブジェクトを他のソフトに互換する場合は注意しなければなりません。
穴の境界面を正しく判定出来ないソフトが結構ありますから、形状が破綻したり、裏返ったりしてまともに渡りません。
その場合、三角形分割してみるか、穴を削除して渡します。
formZの場合はブーリアンが非常に優秀で大抵の形は作れてしまうのですが、他のソフトへ渡すことがわかっている場合は気をつけましょう。
光ってる表現

"光壁" とか "光天井" の表現っていうと、単純にグローを強くするだけの人がいますが、やはり "グローマップ" が無いと光ってる感じが出ません。
グローマップとは、その名のとおり、グロー(発光)を調整するために使うマップです。
一般的に白黒のグレースケール画像が使われます。
TIFFやPSDフォーマットの画像なら、アルファチャネルを使うことも出来ます。
白から黒までの階調の違いをそのままグローの出力に置き換えてくれます。
formZの場合、白が出力100%。黒が0%。グラエーションにすれば、発光もグラデーションになります。
マップ自体は非常に単純なものでOKです。
上の絵では両サイドがちょっとだけ暗いマップを貼ってあります。

これだけでレタッチいらずです!
後でレタッチするより、はるかに簡単ですよ!
指が疲れたとき

一日中マウスを使って仕事していると、 "人差し指" が疲れませんか?...。
グラフィックソフトを使っていれば、軽く数百回はクリックしているでしょうから当然といえば当然です。
■バックアップ
自分の場合、人差し指がヤバくなったら "中指で" クリックするようにしています。
これで一時的に持ちこたえられます。
■共闘
さらに中指も疲れてくると、こんどは "人差し指と中指" の2本でクリックするようにします。
"不可分散方式" です。
しかし、そもそも2本とも疲労しているのでそんなに長くは持ちません。
■限界
それでも仕事が終わらないとやがて限界が来ます。腱鞘炎の寸前です!
残った指で使えそうなのは "薬指" ですが...試してみるとやっぱり無理でした...。
■秘密兵器
とうとう指が痛くてマウスが使えなくなってしまいました...。
そんなときの最後の手段は
"ペンタブレット" です!
ペンだと指の使い方が全く違うのでなんとか操作できます。
ただし、さすがにformZは使いづらいので、そのころにはもう業務終了にしますが....。
Frank O. Gehry !

フランク・O・ゲーリーがMITに訴えられたそうです。
ってか、彼に発注した時点でクレームなんてお門違いでしょうに...。
見た目もそうですが、端(はな)っからまともな建築作るつもりなんかないんですよ。
あれは "彫刻" なんです。
彫刻に人が出入りできるようにしただけですから。
雨漏り?
気にすんな!!
扉が開かない?
当たり前だ!!
訴えるって?
なら、頼むんじゃねー!!
と、「マンションばっかでつまんねーなぁ」とぼやいている、あるCG屋の独り言..。
求む!formZ使い!

うちの事務所で学生アルバイトを募集しています。
っていうか、年中募集してるのですが、なかなか良い人材が集まらないのでここであらためて告知します。
■事務所の形態 : 30名ほどの建築設計事務所です。
■勤務地 : 東京都港区赤坂9丁目 (東京ミッドタウンの目の前です)
最寄り駅は地下鉄千代田線乃木坂駅
大江戸線六本木駅、日比谷線六本木駅
■勤務時間 : 学生なら授業の後でOK。夜は何時まででも...。
■勤務日 : 一応、完全週休二日です...一応...。
基本的に単発のアルバイトです。
"必要な時に呼ぶ" という形態になると思います。
■時給700円〜 交通費支給
■仕事 : formZv5.5.3使用 検討用CG、プレゼン用CG、コンペ用CG制作など
CADはAutoCAD LT2006を使っています。
興味のある方はまず、自分にメールください。簡単な審査の後、ボスに紹介します。
採用はうちのボス次第ですが、formZを使える人自体が少ないので仕事さえあれば即採用の可能性ありです。
なにかポートフォリオ的なものがあるといいですね。課題や習作などを添付してアピールしてください。
うちは住宅から駅ビル、果てはリゾート開発まで手広くやってます。(※設計だけです)
今は地味な仕事が多いですが、ヒマの無い事務所で、仕事量には恵まれています。
短期間にいろいろな物件に携われると思います。
学生は常に何人か出入りしているのですが、ほとんどが模型要員です。
AutoCADやIllustratorを使える学生は図面の修正やプレゼン資料の作成の仕事もあります。
よろしく!。
レイヤグループごとコピーする (リカバリー)

■トラブル1
最近formZで遭遇したトラブルなのですが、 "コピペ以外、まったく何もできない" という状況に陥ったことがあります。
オブジェクトを移動しようとすると意図しない形になってしまってまともに作業できないし、図形も描けませんでした。
いろいろ考えてみると、どうもこれは "シーンパレット" を多用してるファイルで起こるようです。
確信はありませんが、同じようにシーンをたくさん保存している別のファイルでも同様のトラブルに見舞われたことがあるので、可能性はあります。(v5.5.3)
■トラブル2
またあるとき、ワイヤーフレーム表示の描画エンジンをOpenGLに変更したら、元に戻らなくなってしまったことがあります。
OpenGL表示は、重いファイルの時にビュー操作が軽くなっていいのですが、編集作業がしづらいのでもどしたかったのです。
でも何度やっても変更出来ませんでした。(v5.5.3)
■リカバリー
このように、どうもファイルがおかしいという時は、全オブジェクトを新規ファイルにコピペしてしまうのが一番手っ取り早い修復方法です。(※もうすこし軽微なトラブルにはオブジェクト・ドクターやプロジェクト・ドクターツールを試してみてください。)
formZでは、単純にコピー&ペーストすればレイヤは保持されます。(デフォルト)
しかし、 "レイヤグループ" は渡りません。
数十、数百ものレイヤを何重にも入れ子にして管理しているような場合、これは困りものです。
このような場合はレイヤオプションの "他のファイルのレイヤをロード..." を使います。
まず新規ファイルを開き、"他のファイルのレイヤをロード..." を使って、コピー元のプロジェクトからレイヤとレイヤグループを取り込みます。(※ここではオブジェクトは取り込まれません。レイヤ名とその "グループ構造" だけが取り込まれます。)
ここへオブジェクトをコピペすればレイヤグループを保持したまま移動できるわけです。
あとはライトと視点を取り込めば完了です。
Photoshopのようにドラッグ&ドロップできれば直感的でわかりやすいんですけど、今のところformZではこんな方法しかありません...。
formZ v6.5日本語版 まもなく!

昨日、formZのサブスクリプションの件でアルティマさんとメールのやり取りをしました。
そのメールの中で、formZv6.5日本語版についての最新情報を得ました。
"間もなくお届できる" そうです。
"プレスに入った" とも書いてあったので、CD焼きはじめたってことですね。
いつかみたいにトラブルが無ければ、12月には手に入るでしょうか。
あっ、でも発送に時間がかかるのかも...。
レタッチの準備

先日からやってるやつなのですが、いろいろ変更してるうちにMaxwellを使う時間が無くなってしまいました...。
今回はビルの谷間に屋根をかけるらしいのですが、こういう日陰になってる場所のレンダリングってformZだと難しいんですよね。
でも結局、formZの絵をレタッチするしかありません。
ちょっと良い物件だと、ここから先をパース屋さんに任せたりするんですけど、普段は自分でやってます。
けど苦手なんですよねぇ...。レタッチ。
「ここはブランドショップのショーウィンドウ。」、「ここはカフェの雰囲気で。」
「もっとにぎわいを!」...etc...
って、そんなこと指示されても素人には無理!
とりあえず、Google様にお願いして適当な写真を探してもらいましょう...。












