formZ RenderZone Plus v6.5J!

やっと来ました、6.5...。(遅い...たしかアメリカでは去年の6月くらいだったような...)
まあ、なにはともあれ、さっそくテスト。
■ファイナルギャザーとアンビエントオクルーション
v6.5の最大のポイントはやはりLightWorks6.7を搭載したレンダリング機能ですね。
上の絵は安いアパートの一室なんですが、普通のレイトレだと左上のようにちょっと暗い感じにしかできません。
通常はこれにダミーライトを足していって、明るい雰囲気を作ります。
しかし、ダミーライトを置いて調整を繰り返すこと自体、なかなか面倒なことだし時間もかかります。
今回、搭載された "ファイナルギャザー" というのは、このへんの光の拡散に関する問題を解決してくれます。
簡単に言うと、 "明るくなる!" (簡単すぎ?...。)
"アンビエントオクルーション" というのは、入隅に陰を作ってメリハリをつけてくれます。(※擬似的にそう見せているだけですが...。)
formZ RenderZone Plusでは、この2つとラジオシティを合わせて今までよりキレイなレンダリングができるようになっています。
設定は非常に簡単で、プリセットと少々のパラメータの設定があるだけ。
ほとんどスイッチのオン/オフだけと言っていいです。
VrayやMentalRayのような複雑なセッティングは必要ありません。
■画質とスピード
クオリティは?というと、正直、 "がっかりなレベル" なのですが、ダミーライトを置かなくてもそこそこの絵に出来るわけで、結果として時間の節約になるし、まあ良しとしましょう...。
しかし、レンダリング時間は結構早いし、設計事務所レベルではかなり有効なのではないでしょうか。
ちなみに、レイトレーシング自体も1割くらい速くなってるようです。
■OpenGL
あと、OpenGLが改良されたのですが、これは意外といいかもしれません。
プロシージャルテクスチャ(シェーダー)をレンダリングしてくれるし、影もキレイにでます。

3Dモデルを使ったプレゼンでもここまでできれば、かなり使えますよね。
■Maxwell
Maxwellへの書き出しもテストしてみました。
今回もv5.5.3のファイルを6.5で開いてMaxwellへ書き出してみたのですが、6.1の時のようなバグは無く、そのまま通りました。
ただ、シンボルを含んでいるとエラーになります。これはどっちのバグなのかなぁ...。
■スクリプト
5.5では動くけど、6.5ではちゃんと動かないってのがいくつかありますね...。
■その他
細かいところではライトのパラメーターのインターフェースがタブ化して、使いづらくなりました...。
あとはアニメーションですよね。なんかいろいろ出来るようになったのですが、正直、複雑化して使いづらくなった...。
ウォークスルーアニメーションの制作も少々面倒になったと思います。
まあこれは "慣れ" なのかなぁ...。
■v6.5.5
日本で出荷されたのはv6.5.4ののようですが、本国では6.5.5パッチが出ています。
自動でアップデートするのを待つか、プリファレンスパネルからアップデートボタンを押して更新しておきましょう。
あとは、事務所がバージョンアップしてくれればいいんだけど...。